10記事達成!ブログ初心者が続けた3つの工夫

「ブログを書いたほうがいいよ」って聞くけど、実際にやってみると、ぜんぜん進まない。
時間はないし、他のことが気になるし、自信もない。
私は3日坊主どころか、“即日坊主”タイプです。
だけど今、10記事を書き終えました。
かかった時間は、ときに1記事10時間以上ですが、でも、ちゃんと形にできたのは、
- 方向性決めて
- ブログの継続でつまづく設定サポートをうけて
- 人との繋がり
- ツールの活用
- 自己肯定感を保つ時間管理
をして環境を整えることから始めました。
この記事では、書けない私が、どうやって10記事続けられたか。
その過程で見えてきた工夫やつまずきについて、まとめました。
ブログを始めて10記事書いた成果
ブログを書き始めて4週間で10記事に到達しました!
「え、10記事くらいすぐ書けるでしょ?」
と言われそうですが、私は、3日坊主どころか翌日坊主タイプ…
昼は仕事。帰宅後はごはん・洗濯・お風呂・学校連絡…。
20代のころと違い、体力も気力も前ほど残らず、自律神経も弱々で無理もできません。
それでも続けられたのは、最初に「できない理由」を減らしながら書いたからです。
(このあと紹介する「3つの工夫」です。)
まず10記事までは、とにかく試行錯誤フェーズ。
完璧より公開。迷っても出す。止まっても戻る。
この割り切りが「誰かに読まれる」体験につながりました。
- 合計PV(ページレビュー):1001PV
→ゼロ脱出!訪問があった! - SNS(X)からのアクセス:36件
→ブログ初心者でもあつながった人が来訪。 - アメブロ・Slack・旧ブログからの流入あり
→放置していても自分の関わったつながりあった - 検索からの流入もわずかに発生(2件!)
→もう検索に拾われた!超初期の励みです。
数字は小さいけれど、でも公開前は訪問ゼロ。
ゼロから「誰かが読んでくれる」へ変わったことが、次を書く力になりました。
ブログが続かない7選(全部ふみました)
ブログ初心者がつまずくポイントは、だいたい決まっています。
そして私は 全部踏みました。泣。
- 何を書くか迷子:テーマ決まらず下書き地獄。
- 設定ムリゲー:HTML?プラグイン?半泣きで検索。
- 孤独モード:聞ける人がいなくて手が止まる。
- 時間蒸発:1記事5〜10時間。PCに張り付き。
- 稼げない絶望:「これ時給にしたらバイトの方が早い」発作。
- 身体が悲鳴:腰・肩・目の疲れで継続ダウン。
- 優先順位負け:仕事・家事・子育ての波に飲まれ後回し。
書き出してみると、「ブログやりたい」と言いながら進まなかった理由がずらっと並びます。
これまでも、「ブログがんばろう!書こう!」って思いながら動いてこなかった過去の自分と何度も対面する感じでした。
工夫①ブログの方向を決める
正直、最初は何を書けばいいか完全に迷子でした。
「ブログ設定は大事!」
って本にも動画でも言われているけど、決めようとするほど頭がこんがらる…。
アフェリエイト案件をみて、かけるところを書いていく手もあったけれど、そうなると小賢しい感じの自分が出てきて、文章が威圧的になっちゃっいました。
それで、まずは4つ決めて動き出しました。
決めた4つ
- どんな人に届ける?→共働きで子育て中のパパママ
- どんな感想をいってほしいか?→「なるほどそう考えれば良かった」「その手があったかぁ」「ホッとしました」
- 私の立ち位置 → 共働き育て20年のちょっと先輩
- ブログの色や雰囲気 → くすみ若草(疲れた夜でもまぶしくない)
自分のどんな体験なら書けるかなを考えた時に、四苦八苦してきた自分の子育て自分育て体験かなと思い始めました。
いわゆるブログ設計ですね。
工夫②無料より「安心」。WordPress×有料テーマで心折れ防止
ブログの方向性が決まったら、次は「どこで育てるか」を考えました。
最初は無料ブログも検討しましたが、「もし消えたら?」と思うと、心配だったのでWordPressを選びました。
さらに、いろんなブログをみていて「いいな」と感じるブログは、で際にゃ配置がスマート。
見た目の整ったブログがいいと思い有料テーマ(JIN:R)を導入しました。
ただ、WordPressで一番つまずくのは「わからないことが、解決できない」こと。
私も最初は、chatGPTに相談していたのですが、サイドバーにバナー入れたい、配置をかえたい…と欲がでてくるほど設定に悩んでモヤモヤが増していったんです。
そんなとき頼りになったのが、JIN:Rのサポート掲示板でした。
「レイアウト崩れます…」→質問
「ここをこう設定でOKです」→返信
このやりとりが、夜中の半泣きタイムを何度も救ってくれました。
チャット形式で履歴も残るので、同じことで迷わずにすんだのも助かりました。
WordPress初心者ほど「聞ける先がある」って本当に大事。
私はこのテーマとサポートのおかげで本当のセロからの挑戦が始まりました。
工夫③ブログ初心者の私の神ツール3選
ブログ記事のアイキャッチ画像作成は「Canva」
画アイキャッチ画像は、オンラインツールの「Canva」で作っています。
テンプレートが豊富なので、文字を変えるだけでおしゃれなバナーがすぐ完成します。
でも、毎回デザインを選ぶのって、地味に時間がかかるんですよね…。
だから私は、構図やフォント、背景の形をパターン化して、あとは写真だけ入れ替える方式にしました。
カテゴリーごとに色やスタイルを決めたことで、迷いが減って作業もサクサク。
ただ、フォントや背景削除など地味に困ったことはでてくるので、有料版への切り替えも視野に入れています。
画像素材は「写真AC」で探す&組み合わせる
当初は、プロフィールにも使っている“にわとりさん”のイラストを自作しようとしてたんですが、どうしても素人感がぬぐえなくて…あきらめました。
そこで写真を使うことにして、「写真AC」の有料プランを契約。
これ、1つの登録で複数サイトの写真・イラストが取り放題なんです!
授業資料などにも活用できて、画像探しの時間と「これ著作権大丈夫かな…」の不安が消えました。
ただし、みんなが使える素材=他のブログと被りやすいというのが落とし穴です。
そこで私は、Canvaでアイキャッチ画像の構図を決めて、写真ACの素材を組み合わせる形にしました。
おかげでオリジナル感も出せるので、SEO対策としても効果ありです。

「書く」を止めないためにchatGPTを壁打ち相手にしました
ネタが浮かんだとき、
「今メモしたい!誰か聞いて!」って瞬間があるので、そんな時にChatGPT を活用しました。
⚪︎ブログで、chatGPTが役立ったこと
- ネタ出し
- 見出しやタイトルの候補
- 言い回しの微調整
- 誤字脱字のざっくりチェック
- 専門用語の意味の整理 などなど
ひとりでも壁打ちできるから、少しずつ進行できるのがありがたかったです。
ただし、医療や子どもの体調のように「正確さが命」のテーマは別です。
AIが平気でとんちんかんな助言をすることもあるので、あくまで「下書きや確認用」。
「文章書いて」と丸投げして書いた記事は、時間と共に違和感がでるので、自分の言葉で下手でも書いて、調整を頼っている感じですね。
工夫④コミュニティに参加して孤独を手放す
ブログって、ほんとうに孤独です。
書くのも、悩むのも、手が止まるのも、全部ひとり。
だから私は「つながりの場所」をいくつか持つようにしました。
ヒトデさん&なかじさん主宰の「ABCオンライン」というブログ運営コミュニティに、ビビりながらも参加しました。
投稿報告やなんでも相談会があるおかげで、「書いてるのは私だけじゃない」と感じられて心強かったです。
ほかの人のブログを見ると、導線や見出しの工夫もすぐに真似できて即・学びにつながります。
集客のために、活躍している人にすりよる感ではなく、一緒にみんなで上にあがろう!っていう一致団結感が心強い感じですね。
ブログ用のアカウントを別に作って、書きかけや進捗をポツポツ投稿。
#ブログ初心者 タグを見ていると、同じように手探りで頑張る人がたくさんいて、励まされました。
反応は少なくても、ブログへのアクセスが来ているのを見て「届いてるんだ」と実感できたのも、モチベ維持のポイントでした。
ちなみに、私は“書く用”と“交流用”でアカウントを分けています。
目的が明確になって、気持ちもブレにくくなりました。
工夫⑤「できた!」を見えるかして、自己肯定感を育てる時間管理
私は、持久力がなくて集中力もすぐ切れるタイプです。
他の用事が頭をよぎると、すぐに意識がそっちに行ってしまう。
すると、
「あぁ、またできなかった…」と、自己嫌悪のスパイラルへ。
この“できなかった感”が、モチベーションを一気に削っていました。
だからやったのは、「時間の見える化」
📌 ステップ①:30〜45分だけタイマー
腰痛持ちなので、長時間は無理。
そこで「30〜45分だけ」と決めて、タイマーをかけて作業の制限をかけました。
夢中になりすぎてオーバーしちゃうこともあるので、ストップウォッチも一緒に稼働。
📌 ステップ②:「何分書いたか」を記録する
作業時間はカレンダーにメモ。
この“記録”が、思いのほかよかったです。
- 1記事に5〜10時間かかってる!
- 今日も10分だけ触ってた
- 書けなかった日も、検索やアイキャッチ選びはしてた
…そんな風に、「できてる自分」に目が向けられるようになっていきました。
洗い物がヒントでした
きっかけは、家事の中でも特にイヤな茶碗洗いです。
気が進まないときは、「よし、100秒だけやろう」と決めて動き始めるようにしたら…数えてる間に終わったり、あと3枚だけだからついでに全部洗ってしまったりする工夫をしています。
このやり始めると意外と進む現象を、「作業興奮(Task-induced activation)」(ドイツの精神科医・クレペリンが提唱)といいます。
やる気は「始めてから」出てくるものという概念です。
気分が乗らないときも、「ちょっとだけ」と動くことで、脳が活性化してやる気があとからついてくる。
これは、「行動は感情に先行する」という行動療法の原理にも通じます。
「今日もできなかった…」ではなく、「今日は10分できた」「書けない日も座っただけエライ」と、“できたこと”を積み重ねる。
時間の見える化は、“自分ってダメだ”という思い込みをゆるめてくれました。
まとめ:ブログは「才能」じゃなく「環境」で書き続ける
「ブログは、才能がある人しか続けられない」
と思っていたけれど、実際に10記事書いてみてわかったのは、才能じゃなくて、環境でした。
時間が取れない。
やる気が出ない。
手が止まる。
そんな続かない理由に、ひとつずつ仕組みを作って対抗してきました。
- ブログの方向性を定めて、迷わないように。
- 有料テーマに投資して、「続ける覚悟」を持てるように。
- ツールを味方につけて、効率をあげられるように。
- 仲間とつながって、「ひとりじゃない」と思えるように。
- 記録して、「できてる自分」に気づけるように。
そうやって少しずつ、「私にもできるかも」が増えていったんです。
もちろん、まだ仕事としての効果はゼロだし、10時間かけて1記事とかザラです。
でも、自分の言葉で誰かに届けようとしてる時間が、ちょっと誇らしい気分です。
ブログは、ある意味、これまでの自分との対話かなと感じました。
そのことに気づけたのが、今回のいちばんの成果だったかもしれません。
次の目標は30記事です!
少しずつ自分に合うスタイルを試しながら育てていきます。