夫婦で乗り切った子どもの不調の夜

子どもが体調を崩したとき、夫婦の判断や感じ方が違うとモヤモヤすること、ありますよね。
今回は、以前お伝えした「パパには目安を伝える」アドバイスを実践してくれたMさんの体験談をご紹介します。

※この記事は、医療従事者としての経験をもとに、家庭での看病にいかせたことを記載したもので、医学的判断を代替するものではありません。
判断に迷うときは、必ず医療機関にご相談ください。
1週間前の夜、急に6ヶ月の娘が発熱しました

Mさんの娘さんが発熱したのは、ある夜のこと。
おでこが熱くなってきたけれど、お乳もしっかり飲み、ぐっすり眠っていました。
前回の経験を踏まえ、Mさんは「様子を見よう」と判断。
旦那さんにも、状況説明と今後の行動・考えをセットで伝えました。
前回の事で旦那さんも勉強したのか、「はい」とだけ。
心配してないのか、旦那さんも様子を見ることを覚えたかな?
と、私のイライラ度はほぼゼロでした🎵
明け方の変化と、昼からの違和感
夜間は40度近い高熱が続きましたが、朝には37度台まで下がりました。
前回と同じく、このまま下がっていくと思っていたそうです。
でも、その日はいつもパクつく離乳食を嫌がり、ミルクは飲むけれどお茶は拒否。
昼過ぎからはミルクもお茶も嫌がり、お乳ばかりを吸いたがるようになりました。
やっぱり、なんか前と違うかも…。
午後診の予約を取り、旦那さんに電話で伝えると「それがいいと思う」と。
私の考えを肯定してもらえたので、心強く受診へ向かえました。

診断はヘルパンギーナ
診断は、初めて聞く病気「ヘルパンギーナ」。
口内炎の痛みで水分をとれないため、脱水の心配も出てきました。
安易に点滴には頼りたくなかった私は、嫌がる娘を半羽交い締め状態でOS-1ゼリーを少しずつ飲ませ続けました。
「私って、鬼母なんだろうなぁ」と思いながらも、良くなることを信じて2日ほどしました。
熱は1日で下がり、その後は口内炎との戦い。
3日後にはお茶を飲めるようになり、4日目には離乳食も食べられるように。
子供の身体って本当に正直なんですね。
先生のアドバイスで今回の娘の病気はイライラせず乗り切れました。
ありがとうございましたm(_ _)m

おわりに
今回の夜は、パパとママ、ふたりでちゃんと乗り切った夜でしたね。
パパの「それがいいと思う」の一言も、ママの冷静な観察も、きっと娘さんはちゃんと感じ取っていたと思います。
夫婦って、役割も考え方も違うけれど、ゴールは同じ。
「この子を守りたい」っていう気持ちがそろうと、不思議と強くなれるんですよね。
Mさん、本当におつかれさまでした。
娘さんも、安心してパパやおじいちゃんに笑顔を見せてくれて…読んでいる私までホッとしました。
Y・Mさんにお話しした子ども看護講座はこちらです。
※この記事は、医療従事者としての経験をもとに、家庭での看病にいかせたことを記載したもので、医学的判断を代替するものではありません。
判断に迷うときは、必ず医療機関にご相談ください。