しあわせ設計ラボ

ワセリンのベタベタ油の「とれない」を簡単にとる方法|子どもの肌トラブル予防

ワセリン取れないべたべた油いやおあー
まさこ
※記事内に広告を含むことがあります。

子どもの肌トラブルが心配で、ワセリンを塗ってあげたものの…

「落ちない!ベタベタがずっと残る!」

そんな経験、ありませんか?

今回は、ワセリンのベタベタを安全に落とす方法をご紹介します。

なぜワセリンは洗っても落ちにくいの?

ワセリンは石油を精製し、不純物を取り除いた「油の上澄み」のようなもの。

保湿や保護の目的で、小児科や皮膚科でもよく処方されます。

皮膚に塗ると、油の膜で覆われ、内側の肌が回復に集中できる状態になります。

これは「湿潤療法(モイストヒーリング)」と呼ばれる考え方です。

ただ、油は水と相性が悪く、石鹸だけでは乳化できません。

そのため、ワセリンを塗ったまま放置すると酸化し、別の肌トラブルにつながることもあります。

安全にワセリンを洗うためのおすすめ方法

ポイントは 「乳化」 です。

  1. オリーブオイルやベビーオイルを手に取る ワセリンを塗った部分になじませます。 (大人用のクレンジングは子どもの肌には刺激が強いので使わないでください)
  2. やさしくマッサージするように乳化 油同士をなじませることで、ワセリンが浮き上がってきます。
  3. もこもこ泡の石鹸で洗う 乳化したら、よく泡立てた石鹸でやさしく洗い流します。 ゴシゴシこすらないよう注意してください。

この手順は、大人のメイク落としでいう「クレンジング+洗顔」に似ています。

お風呂で1日1回、きれいに落としてから保湿をすると、肌も清潔に保てます。

やってはいけないこと

  • 大人用クレンジングの使用 添加物や高濃度成分が、子どもの薄い肌には刺激になります。
  • 長時間の放置 ワセリンが酸化して、肌トラブルの原因になることがあります。

まとめ

おかえり、たまご肌

ワセリンは「肌を守る蓋」の役割。

その蓋を安全に外してあげることも、肌トラブル予防の一歩です。

  • オリーブオイルやベビーオイルで乳化
  • もこもこ泡の石鹸でやさしく洗う
  • 大人用の強いクレンジングは使わない

これだけで、ベタベタもすっきり、肌も笑顔も守れます。

私もよかれと思ってやったことが、後で思いがけず手間になること、よくあります。(先日も、帽子を脱いだらおでこにくっきり跡が…慌ててスカーフを巻きました。笑)

お子さんも、ママやパパも、今日もお大事になさってくださいね。

子どもの発疹やかゆみの対応等も本にのせました!

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まさこ
まさこ
看護師/キャリアコンサルタント
Profile
「白衣がなくても資格は消えない」
病院・保健福祉センター・保育所での勤務を経て、現在は研修講師、キャリアコンサルタントととしての相談支援、書籍や記事の執筆など多方面で活動しています。
30代で、一度看護師以外の仕事にも挑戦してみようと面接を受けたとき、「看護師なのに?」と落ちた経験があります。
資格は強みでもあり、ときには重荷にもなるもの。 そんな現実があるからこそ、看護師の資格を活かす多様な働き方を、一緒に探していきたいと思っています。
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