副業とお金の管理|苦手さんは簡単な通帳わけから始めよう(看護師の副業の始め方②)

こんにちは、まさこです。
収入は増やしたいけれど、でも実はお金の管理が苦手なのよ、って思う人は少なくありません。
でもそれは、ただ単に給与の振り込みがあるから給料日に引き落とすだけ…という流れに慣れているだけなので、あっという間に管理できる側にいくことができます。
私も数字や細かい作業がめんどくさくて、放置していた側ですが、管理するぞと意識して丁寧にお金を扱うようになってから少しずつ変わってきました。
今では、毎月収入の10%〜を貯金することができるようになったので、将来を意識して投資も始められました。
今回の記事は、お金管理が苦手な方でもできる、副業でも起業でも家計管理でも役立つお金管理の方法です。
面倒くさいよりも、増えていく楽しみを味わえるようになりたいですよね。
副業のお金管理は、夫婦の家計管理術に似ている
副業のお金管理は、夫婦の家計管理術に似ています。
「夫婦の家計」=一つの用途(生活)に向かって収入が集まる仕組みとなっています。
「副業のお金管理」=一つの人(自分)に複数の収入が入ってくる仕組み が、そっくりなんです。
「副業のお金管理」と聞くと、つい確定申告を思い浮かべて不安になる方も多いと思います。
それは今後の話で、続けていけば、税金や社会保障のことも自然にわかるようになります。
だから今はまず、中学生の子どもと一緒にできるくらいの、シンプルなお金の扱い方から始めてみましょう。
私自身も、公認会計士の先生から教わり、実際に取り入れている方法をもとにお伝えしますね。
副業とお金の管理①収入と支出の通帳を分けよう
まずは収入と支出の通帳を分けて、お金の流れを見えるようにしましょう。
本業と副業のお金が同じ口座に入ると「いくら稼げたか」「いくら使ったか」が分かりにくくなります。
でも口座を分けるだけで、収支が一目で把握できます。
おすすめの分け方は、次の3つ。
- 入金用口座(給与・副業収入)
- 支出用①口座(副業の経費)
- 支出用②口座(プライベートのお金)
カード払いを組み合わせれば、明細がそのまま記録になり、ポイントも貯まって一石二鳥です。
私は最終的な引き落としを楽天銀行にまとめていて、公私共に全部で今月いくら支払いがあるのかわかって便利です。
大切なのは、まず「見える化」すること。細かい会計やポイ活は後からで大丈夫です。
まずは本業と副業の収入、事業費とプライベートの支出、その合計をつかむところから始めてみましょう。
副業とお金の管理②色分けで支出を整理しよう
通帳を分けたら、次は「何にお金を使っているのか」を分類してみましょう。
収入は本業と副業の2つでも、支出にはいろんな種類があります。
生活費なのか、自分のお小遣いなのか、あるいは副業のために必要な経費(=事業経費)なのか。
まずは、この3つを区別してみてください。
やり方はシンプルです。
- 蛍光ペンで色分けをする場合(色は何色でもOK)
クレジットカードの明細や通帳を見ながら、蛍光ペンで色分けする
→ 例)黄色=生活費、ピンク=プライベート
プライベート(ピンク色)のうち、そのうち「これがないと副業できないもの」に、ボールペンで丸をつけてください。それが「事業経費」になります。 - 付箋を利用
付箋に書き出して並び替える
こうして整理すると、「どの口座に入れるか・どこから出すか」が自然と分かるようになりますよ。
事業費とは?
事業費とは「事業の目的のために要する費用」、管理費とは「その事業を管理するために毎年経常的にかかる費用」と定義されています(公益法人会計基準運用指針12-2より)。
経費にしやすいものは、自分がその仕事をするために支払っているものです。
大事なのは 「これは仕事のために払ったと説明できるか?」 という基準です。
例えば、健診の単発バイトをする時の事業経費としては、移動の交通費や関連書籍代、聴診器購入費など。
研修講師なら、パソコン代やOffice365の契約、chatGPTや画像ソフトの使用料なども入れられますね。
本来は家賃・光熱費・通信費のようにプライベートと兼用するものは、仕事で使った割合を按分して計上しますが、まずは項目をわけるところから始めてみましょう。
副業とお金の管理③管理習慣を身につける。「お金の引き寄せ」って怪しい?
お金の引き寄せと聞くと怪しく聞こえるかもしれませんが、やっている行動はビジネスでも推奨されていることばかり。
結局たどりつくところは一緒かなと感じます。
「意識が変われば、行動が変わる」
「行動を変えて、意識を変える」
言い方が違うだけで、本質はおんなじ。
ステーキを食べたい時に、頭の中で想像するだけじゃお腹は満たされない。
お肉を買って、焼いて、食べて…行動があって初めて満たされます。
結局は「行動」とセットなんです。
スピリチュアル系とビジネス視点、伝え方が違うだけで同じ行動
ではちょっと、スピリチュアル系とビジネス視点でどう変わるのかみてみましょう。
1. 感謝でお金を呼ぶ系
- スピリチュアル系視点:払うときに「ありがとう」と言う
- ビジネス視点:支払い=価値交換。 → 払う瞬間に「良い投資だった」と意識することで、無駄遣いが減る
2. イメージング・言葉系
- スピリチュアル系視点:豊かになった自分を想像、アファメーション
- ビジネス視点:目標設定とセルフトーク。 → 数値目標や理想を毎日確認して行動の方向をブレなくする
3. 行動習慣系
- スピリチュアル系視点:1万円札をお守りにする、未来の入金額を書く
- ビジネス視点:見える化・モチベーション管理。 → 貯金額のグラフやキャッシュフロー表で「成長の実感」を得る
4. 自己投資・循環系
- スピリチュアル系視点:気持ちよく使えば戻ってくる
- ビジネス視点:投資とリターンの循環。 → スキルや人脈に投資すれば、中長期的に収入や機会が広がる
切り口がかわると、同じことをいっていても印象がかわりますよね。
同じこといってるのに、ベテランの先輩が言うのと新人がいうのでは、患者さんの態度がちがうのとにてるかな。
だから、自分がいいなと思う始め方や考え方でいいと思いますよ。
「1万円札をお賽銭箱に入れる」って実践をやったことがあります
「1万円札をお賽銭箱に入れる」って実践をやったことがあります。
裕福な気持ちを練習する方法、らしいんですが…当時の私にはちょっと背伸びでした。
正直、ちょっと自己嫌悪になりましたね。ㅤ
コンビニの募金箱にお釣りを入れる方が、ずっと心地いいので今はこっちです。ㅤ
いいよって言われることをやってみた。
やってみたから、自分に合う合わないがわかった。そんなはなし。
結局は、「自分が気持ちよく実践できるやり方を選ぶことが大事」と実感しました。
ちなみに私は、お金を数えるとき「諭吉=お金のおじいちゃん」「渋沢=おじさん」と思いながら(笑)、「おっちゃん、今月も貯金できたわ!」って声に出して感謝しています。
息子に曰く、怪しさ満点だけど、楽しいから続いているんですよね。
私のお金管理の一歩は、「自分という資産」と「手に入るお金」をどう扱うかを意識することから始まりました。
その原点を気づかせてくれたのが、世界で100年読み継がれるお金の名著の漫画版。
資産づくりの原則がサクッと読めて、今でも心に残っています。
まとめ:お金は幸せに稼ごう
副業のお金管理って、ややこしそうに見えて実は「夫婦の家計管理」とよく似ています。
まずは、入金用・経費用・プライベート用と口座を分けること。
たったこれだけで「いくら稼げたか」「いくら使ったか」が、ぐっと見えやすくなります。
支出も「生活費」「お小遣い」「事業経費」に色分けして整理してみる。
「これは副業に必要だ」と説明できるものに丸をつける。
そんなシンプルな仕分けで十分です。
「お金の引き寄せ」と聞くと怪しく思えるかもしれないけれど、やっていることはビジネスでも推奨されている習慣なんです。
感謝して支払う、目標を可視化する、成長に投資する。
その積み重ねが、「現金の貯蓄」や「副職や転職してもお金にこまらない自分」をつくります。
大事なのは、立派な方法じゃなくて、自分が「これなら続けられる」と思えるやり方を選ぶことかな。
やってみようかな、と思えるところからお金の管理をはじめてみてくださいね。